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政府の借金のことを企業に例えて、企業の借金を一人当たりいくらでいうことはない...

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ken********さん

2020/5/323:02:08

政府の借金のことを企業に例えて、企業の借金を一人当たりいくらでいうことはないでしょ？と説明を受けたのですが、一人当たりいくらの借金ということはなくとも企業の場合倒産することはありますよね？それと日本が

企業でいう倒産しないというのはなぜなのでしょうか？

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detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q11224239791

tar********さん

2020/5/400:04:36

日本の借金の多くは日本銀行が買っていたり、日本の金融機関が買っていたりします。

もちろん、外国への借金もありますが、外国に対しては圧倒的に貸している額の方が多いんです。世の中、お金をたくさん貸せる人がいたとしたら、その人はお金持ちだと周りに思われるのではないでしょうか？

それが世界の中の日本です。世界の中で言えば、日本はめちゃくちゃ金持ちです。

一方、財布の借りたお金はどこに返しているのでしょう？

多くは日本銀行です。日本の政府と日本銀行がお金のやりとりをしているだけで、返せなくなったら、まあ、チャラにしようかと言って、できちゃうんですよ。なぜか。もう何年も前から、お金はただの数字になりましたよね。給料を手渡しでもらっている方も少なくなったと思います。つまり、政府は日本銀行に紙切れを渡すだけで、各銀行の残高の数字をえいっ！て増やすことができるんです。

要は親が子供にお金を貸しているようなものです。その借用書（国債）は、いざとなったら、なかったことにだってできます。例えば、今、コロナ対策でお金使ってますが、きちんと返さないといけないかどうかは怪しいものです。

先日も「日銀がリミッターを外す」ことが報じられましたが、これは子供のピンチに親が仕送りをすることを約束したと言うことです。じゃあ、仕送りするねって言って、残高照会に行ったら、数字が増えているみたいなものです。しかも、その親は自分でお金をいくらでも作ることができるのです。お金をいくらでも作ることができる魔法の親がいる子供が倒産するでしょうか？

一方、企業は同じ通貨で借金をしていますが、そのお金はきっと違う企業や金融機関から借りています。その借用書は破り捨てることはできません。破産するまで効力があります。だから、企業は行き詰まれば、倒産するか、身売りするか。

アメリカは日本の倍の借金を抱えていますが、きっと破綻（倒産）しないでしょう。それが経済だと言ってしまえばそこまでですが、心配があるとすれば、借金ではなく、世界トップクラスの企業を日本はあまり持っていません。これは将来的に稼ぎが減ることを示しているので、高齢化とはいえ、人材育成にもっとお金をかけるべきでしょう。

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